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回塘重淵像

かいとうちょうえんぞう

概要

回塘重淵像

かいとうちょうえんぞう

水彩 / 室町 / 愛媛県

性海霊見賛

しょうかいれいけんさん

室町時代

絹本著色

113.0cm×55.0cm

1幅

愛媛県西予市宇和町卯之町4-11-2

参考:愛媛県歴史文化博物館資料目録第17集『絵画資料目録』2009年

常定寺(愛媛県歴史文化博物館寄託)

愛媛県指定有形文化財(絵画)

常定寺(西予市宇和町)を創建した回塘重淵の肖像画。彼は室町時代初期(南北朝期)の南予の禅僧で、宇和に生まれ、虎関師錬国師に師事し、同寺創建時に国師を開山に請じ、自らは二世となった。上部に東福寺四十三世性海霊見の賛がある。当時禅宗では独立の際に師の肖像画と印可状が与えられたが、虎関師錬像とともに同寺に残る禅僧の肖像画(頂相)も、中世南予地域での禅宗の広がりの一端を示す資料といえる。

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キーワード

予市 / 愛媛 / 目録 / 宇和

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