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覚井 木造薬師三尊像及び木造十二神将立像

かくい もくぞうやくしさんぞんぞうおよびじゅうにしんしょうりゅうぞう

概要

覚井 木造薬師三尊像及び木造十二神将立像

かくい もくぞうやくしさんぞんぞうおよびじゅうにしんしょうりゅうぞう

木像 / 室町 / 九州 / 熊本県

慶薫

熊本県

室町時代末期/1532

薬師如来坐像 ヒノキ材、寄木造、彫眼、彩色像
日光・月光菩薩立像 ヒノキ材、一木造、彫眼、彩色像
十二神将立像 ヒノキ材、一木造、彫眼、彩色像

薬師如来坐像 総高68.0㎝、像高45.0㎝
日光・月光菩薩立像 総高54.5㎝、像高43.1㎝(右)
               総高53.5㎝、像高41.1㎝(左)
十二神将立像 像高 

12

錦町大字一武字小川1421番地

錦町指定
指定年月日:20160301

覚井集落

有形文化財(美術工芸品)

この像の施主は清原成房で享禄5年(1532)9月5日に安置し、仏師は二見重慶薫僧とある。この時寄進した人々の名前が記されているが、欠字・不明瞭で確実な人数は把握できない。また30年後の永禄5年(1562)には成房の子孫成忠の娘が本像の容姿を直すと墨書されている。なお、清原朝臣成房はいずれの出身者であるか不明の人物であるが、享禄3年(1530)に新宮神社を再興した清原成眞との関係を持つ清原一族と考えられる。彫像した仏師慶薫は一武覚井の薬師堂内に安置される薬師如来像にも天文元年(1532)銘がある。

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キーワード

/ 坐像 / 十二神 /

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